皮膚の赤みに効果抜群!Nordlys導入‼︎
2021/05/20Why Nordlys ?
For 赤ら顔(しゅさ、毛細血管拡張症)
ニキビ痕・ニキビ
血管腫
そばかす・シミ
待ちに待ったノーリスがついに納入されることになりました❗️
ノーリスは以前I2PLと呼ばれていたデンマークのエリプス社によるIPLの次世代機器です。エリプス社がレーザーの大手メーカーキャンデラ社の傘下になったことで、日本では本年よりキャンデラの厚労省承認機器として販売されることになりました。
多数のIPLの機器の中でのノーリスの特徴とは?
1)近赤外線領域がカットされ、限定された波長
2)サブミリ、という短パルス
IPL(Intense Pulsed Light)というフラッシュランプベースの機械でありながら、よりレーザーに近い機器になっています。
1)について:従来のIPLはIR(Infrare red light :近赤外線)領域の光が良くも悪くも発振されます。IRほおもに水分に吸収され=non selective(あらゆる細胞に吸収される)、皮膚に深く浸透するため、おもにコラーゲンを中心とする皮膚のリモデリング作用があります。一方、IRの熱量が多いので、シミのメラニンや赤みの酸化ヘモグロビンを一気に直そうとするとIRの熱のために熱傷をおこします。そのため、IPLでの治療はマイルドになり、いいかえればシミや赤みの治療効果もマイルドでした。ノーリスでは大幅にIRがカットされ、メラニンや赤みに効く波長が選択的に出ることで反応がシャープになり、1回の治療効果が高くなります。
2)について:選択的にある部分だけの効果を狙う場合には、パルス幅といって光があたる時間が重要になります。従来のIPLはミリ秒レベルまでしか出ませんでした。大きいターゲットは長いパルス幅、小さいターゲットは短いパルス幅に設定することで、周囲の余計な部分に熱を与えず(=熱傷のリスクが小さくなる)、選択的に治療ができます。ノーリスはサブミリ[1ミリ秒以下]で照射できるため今までIPLでは難しかったより小さいターゲットを治療することができるようになりました。
とくに頬全体がぼんやり赤い赤ら顔の治療は、これまでレーザーでもIPLでももちろん薬剤でもとても難しかったのですが、モニターで受けて頂いた方たちの効果は素晴らしいです。毛細血管拡張やニキビ痕の赤みも通常のIPLでは5回で出るような効果が1回で出ている方が多いです。
シミや肌のハリなど通常のIPLの効果ももちろん出ますが、シミの場合は当院ではピコレーザーをお勧めしています。
また、当院では中等度から重度のニキビや皮脂対策にPDT(光線力学的療法)を行っていますが、その光源としてもノーリスは優秀です。
当院では、贅沢にも、IPLはノーリスとM22の2台稼働。
以下、症状別に選択の目安として参考に。
症例 : すべてノーリスPR530で1回照射前後のVISIA偏光画像
Case1:21歳 女性 / ニキビ、ニキビ後紅斑
Case 2 : 35歳 女性 / 酒さ 丘疹膿疱型
Case 3 : 26歳 女性 / 酒さ 丘疹膿疱型
Case 4: 46歳 女性 / 酒さ 紅斑毛細血管拡張型
料金: 両頬 22,000円,両頬+下顎あるいは額 27,500円, 全顔 33,000円(税込)
【リスク、副作用】
施術中に少し熱くはじかれる痛みを感じやすいです。
一時的に発赤が出ることがあります。(施術後数時間)
シミをピンポイントで照射した場合には、一時的にシミが濃くなります。5~10日間程度薄いかさぶたになることがあります。
かさぶたが剥がれた後まれに赤みや色素沈着になることがあります。
光線過敏症の方はテストが必要です。