肌の悩みは『総合的』にケアする時代へ!
2022/06/29美容医療のトレンド
美容医療のハードルが低い海外でも、すでに施術はより「ナチュラルに」、そして「ヘルシーに」がキーワードになってきているそうです。日本では元々「ナチュラル志向」でしたが、最近はその傾向が強まってきていると感じています。
また、クリニックに来院される方々の多くは、"パーツの形をより魅力的に変えたい"というよりは、シミ・しわ・たるみ等・老化による変化の改善を目的とした"アンチエイジングのご相談"が圧倒的に多いのです。
実際はどんな悩みが多くて、どんな施術があるの?
肌の悩み別ランキングなどを見ていると、年代にもよりますが、30代以降はシミ・しわ・たるみが上位に入ります。ここには、パーツ別の悩み、法令線や目元のクマ(たるみ)、毛穴(たるみによるたるみ毛穴)まで入ると考えると、ほとんどがこの3つの悩みに入るのではないでしょうか?
ここ最近の治療傾向を見ていると、『シミ』の治療だけと言った単一治療というよりは、むしろ『しわ』や『たるみ』の治療も一緒に行い、総合的にトータルでケアをされる方が増えてきている様に思います。
美容医療は、年齢を重ねてからやるべき!?
卒直に、早期予防、早期治療が理想!できれば、老化現象に抗うべくブレーキをかけ、若さを保つ「アンチエイジング」ができればいいですが。。。自然と歳を重ね、ご自身が気になりだしたタイミングで、美容医療を活用できたらいいですよね。ただ、実際に治療を開始された方は、「もっと早くに治療を開始しておけば良かった!?」と仰る方が多いということ。また、最近は"年相応”で良いという考えの方が非常に少なくなってきた印象です。
では、それぞれどの様な治療方法があるの?
シミ・肝斑
シミの場合、当院ではシミの原因であるメラニンをレーザーにより粉砕し、排出する、ピコレーザー。メソテラピーやエレクトロポレーションと言った有効成分を注入もしくは、導入する治療。医師の指導の元、自宅でケアが行えるトレチノイン・ハイドロキノン療法(外用治療)、内服治療など複数の選択肢がありますが、より高い効果を出すために複数の治療方法を併用することもあります。
しわ・たるみ
しわ・たるみも同様にさまざまな施術があります。医療機器を使用した超音波を用いて肌の深部に熱を集中させるハイフ(HIFU・ウルトラセルQ+)、RFラジオ波を用いて肌の深部にじっくり熱を蓄熱させるペレヴェ、脂肪や骨のボリュームロスや法令線などのたるみじわの改善にはヒアルロン酸注入、眉間や目尻などにできた表情じわには、ボトックス注射など、患者さんの状態や希望に合わせて施術方法を選択していきます。