コラム

飲むだけで若返ると話題の注目成分『NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)』って⁉︎

2022年10月07日

エイジングケアに興味のある方なら既にご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、『NMN』は ”老化予防” 効果の可能性を秘めた成分です!

マウス実験で劇的な抗老化作用が判明したことをきっかけに老化研究の分野で大きな注目を浴びている成分『NMN』

予防医学先進国のアメリカでは、国防総省が出資しワシントン大学で臨床研究が行われているほど。日本でも去年からジワジワと話題になり様々な製品が登場しています。

人間におけるNMNの経口摂取による臨床研究の結果は、2021年4月に初めて、米ワシントン大学から発表されました。肥満の糖尿病予備軍の閉経後の55〜75歳の女性が10週間摂取したところ、骨格筋でインスリンの働き方(骨格筋における糖の取り込みが増加)が25%向上。これは10%の体重減少に相当し、糖尿病リスクの軽減が見られたそうです。

また、加齢により血漿中のNAD+濃度が低下することから、健康な日本人30名によるNMN250mgとプラセボを12週間摂取による血中NAD+濃度の増加を測定した試験によると、NMN摂取4週間後に血中のNAD+が有意に増加。摂取後は元の血中濃度に戻ることから、摂取後異常は確認されず安全な成分であると示されました。

 NMNはビタミンB3からつくられる食品成分で、枝豆やブロッコリー、アボカドなどの緑黄色野菜などにも含まれている成分です。体内で補酵素NAD+へと変換され、サーシュイン(長寿遺伝子)を活性化、生体内でエネルギーを生み出す源であるAPT産生や、酵素が働くために必要な成分ですが、加齢とともに減少することも分かっています。

そのため、外からNAD+の元となるNMNを補うことに注目が集まっています!

そもそも、NAD+とは?

ミトコンドリア(細胞の中に含まれ、有機物質からエネルギーを取り出す働きをし、独自のDNAをもつ小器官。)でのエネルギー産生反応の補因子の1つ。加齢とともに低下し、加齢に関連する疾患の発症に重要な役割を担っていることが示唆されています。動物モデルの細胞内NAD+レベルを上昇させることで、老化を遅らせ、筋肉の機能を回復させ、脳での神経再生を促進し、代謝性疾患に対する保護作用を発揮することが報告されています。

DNAの修復にも、NAD+が消費されるのですが、残念なことに加齢とともにNAD+は低下。ですが、活性酸素の産生量は増加し、それによりさらにDNA損傷も増加。老化によりDNAへのダメージが蓄積し、DNA修復機能がフル稼働することでNAD消費が増加すると考えられています。

 

 

サプリメントなどで期待できる効果は?

NMNは、サーシュインを活性化し老化関聯膝下予防に対する効果が期待されていますが、具体的には以下のような効果となります

・糖代謝異常の改善

・疲労軽減

・身体能力低下の抑制

エネルギーを効率良く産生できれば、疲れにくくなり、疲労からの回復が早くなる効果が期待できます!

 

日本国内でもヒトを対象にした研究報告も活発になってきており、様々な面で可能性を感じる成分となっています。

今後の様々なデータが楽しみですね♪

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