美白を邪魔するシミ。ただ、一口に「シミ」といってもその種類はさまざまで、治療のアプローチ方法も変わってきます。
皮膚科領域のレーザー療法が一般的となり、「シミはすべてレーザーで解決できる」と思われがちですが、なかには悪化してしまうシミもあります。
ときに実はあざや悪性腫瘍ということもあるので、まずは肌をしっかり診断して、適切に対処していくことが重要です。
眼の下から頬にかけて左右対称にできることが多いシミ。女性ホルモンのバランスの変化でできやすいとされ、妊娠や閉経を機に発症することもありますが、発生のメカニズムはまだ明らかにされていません。
ストレスや紫外線で悪化しやすく、しみの形が老人性色素斑に似ていますが、レーザーでは濃くなることもあるため、診断の際には注意を要します。
ケミカルピーリングとトラネキサム酸およびビタミンCのイオン導入を8~10回併用することで顕著に改善が見られることが学会で報告され、銀座スキンクリニックでもこの複合治療によって良い結果が出ていました。最近は、メソアクティスという薬物導入法により、ピーリングなしでハイドロキノンやトラネキサム酸・ビタミンCを効率良く皮膚に効かせることができるようなり、ピーリングによる乾燥や刺激が心配な方に特にお勧めしています。
また、ホームケアでの方法をご希望であればハイドロキノンというメラニン生成を抑える外用薬とトレチノインというメラニン排泄をうながすビタミンA酸の外用薬とトラネキサム酸やビタミンCの内服を組み合わせる方法も可能です。
頬などに左右対称に出現することから肝斑と勘違いしがちで、注意が必要なシミです。後天性という言葉にあるように、20代の頃から少しずつ濃くなっていきます。
肝斑より色がくすんでおり、額のはえぎわや小鼻などにも出ることが多く、また、目の下のクマと思っていたものが医者に指摘されて初めて気がつくことも珍しくありません。
病理組織学的には、「太田母斑」と同じで、Qスイッチレーザーがよく効きます。どんな化粧品や外用剤も、またパルス幅が長いレーザーやフラッシュランプも全く効きません。
体質の影響で小児期から出現する両頬に広がる小さな色素斑、いわゆる「そばかす」です。
紫外線の影響で大人になるにしたがって濃く目立ってくることが多いため、シミと思い治療を希望される方が多いようです。変化している組織を取り除いていく必要がありレーザーやIPLが第一選択の方法ですが、色素斑の数が多いため、IPLの方が処置後の管理が楽でストレスなく受けていただけると思います。
比較的色が薄い場合は、トレチノイン外用やメソアクティスによるハイドロキノンなどの薬物導入外用やケミカルピーリングを組み合わせます。
老人性色素斑に似ていますが、エイジングに伴い少しずつ盛り上がってくるシミで、紫外線に当たらない部分にもできます。正常な皮膚よりも高さがあり、皮膚を平らにすることができる炭酸ガスレーザーで治療します。
美白の化粧品や外用剤では決して治りません。
これらは、炎症後色素沈着といって、治ってくる過程でみられるものです。何らかの炎症が皮膚にダメージを与えた治療過程の一症状なので、待っていればやがて消えてくるものです。
とはいえ、この炎症後色素沈着の回復は、顔に比べて特にカラダの場合きわめて遅く、その間にまた炎症がおきると、さらに消えにくくなります。
背中に繰り返し起こるニキビ後、アトピー性皮膚炎のクビのように、慢性の炎症がおきた部分は放置だけでは、いつまでも治りません。
簡単な方法としては、ご自宅でのビタミンCやハイドロキノンなどの外用もできますが、同様の薬剤をずっと大量に皮膚の奥まで導入することのできるメソアクティス(メソアクティス )の施術により長年の悩みの黒ずみが、ずっと早いスピードで治っていきます。
お悩みの方には、ぜひ一度この治療を試してみて頂きたいです。
従来の超音波・イオン導入法でも、回数を重ねればゆっくり白 くなりますが、効率を考えるとメソアクティスの方をお 勧めしています。
本来問題のない刺激に対しても肌が過敏に反応してしまい、いわゆる敏感肌になってしまいます。症状に応じた適切な治療を提案させていただきます。
美白を邪魔するシミ。ただ、一口に「シミ」といってもその種類はさまざまで、治療のアプローチ方法も変わってきます。適切に対処していくことが重要です。
頬骨あたりや額、口の周りなどに左右対称に出来るシミです。輪郭がハッキリせず、もやっと薄い褐色で現れる事が特徴です。適切に対処していくことが重要です。
コラーゲンやエラスチンは減少・変性や、紫外線、乾燥などしわになる原因はさまざまです。症状に応じた適切な治療を提案させていただきます。
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